ある日、家の中で山積みになった不用品の回収を思い立った小僧。役所の不用品回収に関するホームページを見つけました。 ホームページにびっしり書かれてある文章をフンフンと読んでいく小僧。 しかしそこに書かれてあることを見て困ってしまいました。

■捨てられるものと捨てられないものを「区別してください」。 シールを購入して、
それを不用品に貼って決められた場所に「持ってきてください」。

”うーん、困ったなぁ。自分で持って行ける大きさでもないし、 そもそもこの不用品は分類表には載っていないからなぁ・・”

次に不用品回収をしてくれる会社さんに回収を頼むことにした小僧。
そこで言われたことが

■”それでは自宅まで参ります! お値段? ○○円くらいですね。
ただ正確な金額は直接回収に伺った時に…”

実際に自宅まで来てもらうと、回収の値段にびっくりしてしまいました。
電話での見積もりで安心していた小僧の財布ではとても出せませんでした。

上記のケースを体験された方も多いのではないでしょうか。

我々も不用品・粗大ゴミ回収を始めて、50年ほどが経ちました。

 

この業界にも、他の業界と同じように間違った常識がたくさんあることがわかりました。
ほうき小僧はこういった常識を打ち破るために2011年に生まれた新サービスですが、
実はそれ以前は我々も少からず同じような常識の中で仕事をしておりました。
良い顔をするつもりはありません。
弊社自身の反省という意味合いで間違った常識を3つ公開致します。

非常識1:価格の出し方は各社自由

回収料金の設定に決まりはありません。各社自分の想いで価格をお客様に提示します。
何故この金額なの?というところを公開していない業者が大半です。
耳の痛い資料がここにあります。2011年5月23日に環境省が出した資料です。
それによると回収料金について明らかにしていないのが全国で64%という数字でした。
無料もしくは低価格で伺うといって料金を請求する業者が多いと環境省は指摘しています。

非常識2:苦情・トラブルは当たり前

環境省によると全国で苦情・トラブルが起こる割合は33%だそうです。3軒に1軒はトラブルに見舞われてます。
苦情トラブルは当たり前なのです。トラブルの内訳はやはり料金が トップ。
低価格で回収する、といってもお支払いの段階になると増額するものですからトラブルになるのは当たり前です。
そのまま泣き寝入りをするお客様の数を入れると3軒に1軒ではないかもしれません。
意外な所で多いのはご近所トラブル。低価格を宣伝する会社は往々にして収集運搬業の行政許可を取っていないために廃棄ができません。
つまり近くの空き地に不法投棄する、ということになります。 当然トラブルになります。

良し悪しを見分けるために以下の点を必ず押さえてください。

良い会社は回収に伺う前に、価格の話をしっかりします。
悪い会社は回収に伺う前は、チラシで宣伝している通り、安く見積もり 、契約後にその後にかかる費用を提示します。

非常識3:安く手っ取り早く回収すればそれでいい、という考え

トラブルのトップは料金ですが、その次に多いトラブルは意外なものです。
回収処理時の騒音、なのです。住宅街で大きな声を張り上げる。速さを重視するあまりモノを乱暴に運び出す。
これで近所などで苦情・トラブルにならないわけがありません。
こういった業者のチラシにはこう書いてあるはずです。「どこよりも安いし早い」と。


こういった反省点を踏まえて誕生したのがほうき小僧です。
お客様が安心して不用品・粗大ゴミを回収いただくためにサービスを作り直しました。

専門のベテラン作業員による丁寧な作業

ほうき小僧は、廃棄物収集運搬を専門に行っている作業員を回収に伺わせます。
雑な作業によるご近所の騒音トラブル 、身だしなみの悪さや衛生面の悪さによって
お客様の気分を害することは決して起こしてはいけません。これを防ぐには専門の作業員、ベテランの作業員を用意するしかありません。

これは回収サービスだけでなくハウスクリーニングサービスもそうです。
ハウスクリーニングのスタッフは全員ビル管理会社、工務店出身という職人気質の、職人のサービスを提供することを良しと考える者です。

  • 本来なら不用品として処分されるものがなぜ家の中にあるのか?
  • 家の近くにある山や畑に捨てる「不法投棄」がなぜ起こるのか?
  • 地震等による不用品の落下・死傷事故がなぜ起こるのか?
  • リサイクルされるべき不用品を社会として活用できないのは何故か?

これらの問題は社会として不用品を回収するシステムが整っていないから起こる問題です。

人々が安心・手軽に不用品を処分し買取での資金還元を受け、
一方で不用品のリサイクルによる 環境貢献をする社会の実現には、
本物の回収会社が必要なのです。

私たちの出した答えが、ほうき小僧です。

そもそも何故ほうき小僧なのか。
なんとなく決めたわけではございません。
地域貢献、業界の常識と断固として戦うという意味合いが込められています。

ほうき
■ 伯耆
伯耆(ほうき)の国とは勿論鳥取県のことです。鳥取県発の企業として地元、山陰の地域社会に貢献したいという想いがありました。

■ 箒:
回収事業、ハウスクリーニング事業はつまるところ、お客様の生活環境を劇的にキレイにすることです。箒(ほうき)はキレイにする行為の象徴です。

 

小僧

■ ”無垢な存在でありたい”:
小僧は一般的にまだまだ子供。業界の商慣習を知りません。

業界の常識にとらわれないサービスを展開することが求められている
今こそぴったりの存在だと思いました。

■ ”小間使いとしてお客様から可愛がられたい”:
どれだけ良いサービスでもお客様から可愛がられなければ存続できません。
小間使いとして気軽に使って頂ける存在といえば小僧ではないかと考えてました。

皆さまの生活が少しずつ豊かに変わっていく、そんな遠く先まで見つめながら、日々の業務に励んでまいります。

皆様のより良い暮らし・生活に、ほうき小僧をお使いただければ誠にうれしく思います。